先日
目次




ウチのPCの散々な状態を
書きましたが
まずPC内の写真を整理することに。
1番の問題は
ファイル名が同じなのに
中身の画像が違うという
ファイルの存在です。
2万枚近くあるファイルから
重複したファイル名で
画像が違うファイルを整理しました。
目次
1.なぜファイル名が同じなのに画像がちがう?
PC内の写真データを整理する上で
いちばん困ったことは
ファイル名が同じなのに
画像の違うファイルが存在することでした。
そもそもなぜこんなファイルが
存在するのか?
これはデジタルカメラや
スマホでとった写真の
ファイル名のつけ方に
規則があるからなんです。
DCF(Design rule for Camera File system)
といわれるものです。
デジカメで撮影された写真ファイルは
機器のメーカーを表す英数字4桁と
4桁の通し番号となります。
たとえば
ぼくはSONYのαをつかっているので
DSC0XXXX
というファイル名になります。
スマホについては
DSC_XXXXとなるものが多いと思います。
いま手元にデータがある
ぼくのスマホは
3台ともこの規則でついてました。
まあ
このうち2台は同じメーカーなので
当然といえば当然ですが。
これを見ると分かりますが
XXXXの部分は連番で
順に番号がつきます。
ということは
10000枚撮ると
元に戻って
名前が重複するわけですよね。
まあ、10000枚って
そんなにすぐいきつくことはないにしろ
あり得ない枚数ではないので
少し不安にはなります。
ただ、ぼくの場合は
この枚数のせいではありません。
デジカメの写真については
付属のソフトが
PCに取り込んだ時点で
勝手に日付をつけたフォルダに
振り分けてくれるので
おまかせです。
問題の重複ファイルの原因は
スマホの写真でした。
1度スマホが壊れたので
同じモデルに交換したことがあるのですが
これが問題でした。
必要なデータは
新しいスマホへ移しましたが
写真や動画は
「どうせPCでまとめて管理してるし」
ってことで
PCにだけダウンロードして
新しいスマホへは移動しませんでした。
はい。
わかりますよね。
新しいスマホは
当然また0001から
番号をつけるわけです。
しかも
同じメーカーの同じモデルなので
頭の英数字も変わらずに。です。
このようにして
大量の“名前は同じ中身は違う”ファイルが
できあがったわけです。
さらに悪いことに
奥さんのスマホも壊れて
交換してもらったときに
同じことをしてしまってます。
おそらく数は多くないとおもうのですが
2万近くあるファイルを
1つずつ調べるというのは
現実的ではないし
かといって
「大丈夫だろ。」
で不用意にまとめると
消したくないファイルまで
上書きして失ってしまう可能性があります。
なんかうまい方法はないかなと
フリーソフトなんかをさがしていたら
exif情報をもとに
ファイルをリネームする
ソフトがありましたよ。
2.超かんたん Rexiferをつかってリネームする
exif情報とは
撮影された日時や撮影機器、
カメラの設定などの情報が
記録されています。
フリーソフトのRexiferをつかえば
これらのexif情報をもとに
ファイル名を変更できるわけです。
これで撮影日時を
秒単位までファイル名に表示させてしまえば
重複することは
ほぼゼロです。
使い方は超かんたんです。
1.Rexiferをダウンロード
まずRexiferをダウンロードしてインストールします。
以上の設定をして
フリーソフトです。
ダウンロードしたソフトを
2.Rexiferを起動
インストールすると
“Rexifer”というフォルダができます。
そのなかの
“Rexifer.exe”をクリックして
起動します。
3.ファイル名のフォーマットを設定しリネームするファイルを選択
Rexiferを起動すると
下のようなウィンドウがひらきます。
まず④のツリーから
リネームしたいファイルが保存された
フォルダを選択します。
すると②に選択したフォルダが表示され
⑤のウィンドウに
フォルダ内のファイルが表示されます。
ここで動画ファイルもリネームしたい場合は
⑥の“ファイル表示設定フィルタ”の
動画ファイルにチェックを入れます。
⑤のリネームしたいファイルの
左端にあるチェックボックスを
チェックします。
フォルダ内の
すべてのファイルをリネームしたいときは
すべてチェックします。
次に③でリネーム後の
ファイル名のフォーマットを決めます。
初期設定は
というファイル名になります。
たとえば
2018年4月2日10時35分40秒に
撮影した画像は
“20180402-103540-00”
となります。
撮影日時を秒単位まで
設定するため連番は
基本的にはダブらないので0です。
基本はこのままの設定で
良いかとおもいますが
撮影機器が複数ある場合、
たとえばデジカメとスマホという場合は
“camera”や“mobile”など
適当な文字を追加することもできます。
以上の設定をして
⑤のウィンドウで
ファイルにチェックをいれると
⑧が押せるようになるので
クリックすると
ウィンドウがポップアップします。
ここで実行をおすと
リネーム処理がスタートします。
ファイルが1000個くらいあっても
数分で終わります。
これでリネームしたファイルたちを
1つのフォルダにまとめます。
同じ名前のファイルがあれば
上書きするかどうかたずねられるので
簡単です。
このような方法で
なんとかファイルを整理しました。
3.ちなみにスマホでファイルをリネームしてくれるアプリがあった
Rexiferで写真をリネームしてから
気づいたのですが
スマホで写真を
リネームしてくれるアプリがあったので
ついでに書いておきます。
“DSC Auto Rename”という
フリーのアプリです。
撮影時に自動で
設定したルールにしたがって
ファイルをリネームしてくれる
ということで
ダウンロードしましたが
最新版は手動での変更を推奨してますね。
設定は簡単です。
①.DSC Auto Renameをダウンロード
(リンク追加)
まずGoogle Playからアプリをダウンロードして
インストールします。
端末の写真やメディアへの
アクセス権をもとめられるので
許可します。
②.日本語表示に変更
以前は日本語非対応だったようですが
日本語が選択できるようになっています。

日本語を選択すると
ご覧のように各メニューが
日本語表示されてますね。

しかし
メニューをクリックしてみると

中身は英語のままです…。
③.撮影時の自動リネームサービスを試してみる
最新版は以下の理由から
カメライベントでの
自動起動リネームが削除され
手動での起動が推奨されています。
“以前のAndroidのバージョンでは新しい写真や動画が撮られたのを感知する、もっとも簡単な方法はカメライベント(信号)を確認することでした。ただこれはそのカメラアプリを開発者によって異なるため、ユーザーに別のオプションを用意してありますが、どの方法でもうまくいかない場合は手動で起動できます。”
ということで
自動起動するための
2つのトリガーが用意されていますが
ぼくの場合は
どちらもうまくいきませんでした。
自動起動は
“全般設定”の
“自動リネームサービスのトリガー”から
選択できます。
④.自動でリネームできない場合は手動で変更
ちなみに
手動でリネームする方法ですが
まず
フォルダー内のリネームを有効にします。
“フォルダーを選択”をタップして
リネームしたいファイルが
保存されているフォルダを
選択します。

“リネームサービスを手動で開始”
をタップすると
リネームが開始されます。

100ファイル程度なら
1分程度で終了します。
自動でリネームできるに
越したことはありませんが
ある程度画像を撮りためた時点で
一気に変換すれば
それほど手間ではないですし
いちいちPCに
ダウンロードすることもないので
いまのところ
使用には十分ですね。
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