The WONDER ROAD

     

Uターンの失敗からリスタートするブログ

2021年01月

ブログを書くときに画面キャプチャーを頻繁に使います。記事をドンドン更新したいときには便利なキャプチャーツールが欠かせません。"Screenpresso" はブログを書くには必須のツールです。

Screenpresso_つかい方
             Gerd AltmannによるPixabayからの画像 

Contents

  1. Screenpressoとは?
  2. Screenpressoのインストール方法
  3. Screenpressoで画面キャプチャーする方法

1. Screenpressoとは?

PCのデスクトップ画面を簡単にキャプチャーできるツールです。Windowsマシン専用ですが、画面キャプチャーだけでなく、動画を撮ることや画像編集もできます。しかも、無料です。使いかたもとてもシンプルなのでブログの作成には欠かせないツールです。

2. Screenpressoのインストール方法

  1. ScreenpressoのWebサイトから「スクリーンプレッサーを無料で入手」をクリック

    Screenpresso_スクリーンプレッサー_1

  2. 最新バージョンの確認画面が表示されますので、そのままダウンロードします。

    Screenpresso_スクリーンプレッサー_2


  3. これでインストールが始まり、終了すれば完了です。

3. Screenpressoで画面キャプチャーする方法

  1. Screenpressoを起動します。起動すると下記のようなワークスペースが表示されます。

    Screenpresso_スクリーンプレッサー_3

    スタートメニューか右下のインジケーターから起動できます。

    Screenpresso_スクリーンプレッサー_4

    インジケーターが表示されていない場合は「設定」「Windows起動時に自動起動する」をチェックしてください。

    Screenpresso_スクリーンプレッサー_5

    Screenpresso_スクリーンプレッサー_6

    また、「クイックキャプチャウィンドウ」をONにしておくと画面上部中央にカーソルを持っていくだけでツールが表示され、簡単にキャプチャできます。

    Screenpresso_スクリーンプレッサー_7

  2. クイックキャプチャウィンドウから「指定領域のスクリーンショット」をクリックします。

    Screenpresso_スクリーンプレッサー_8

    ワークスペース上からでもキャプチャーを開始することができます。

    Screenpresso_スクリーンプレッサー_9

  3. 画面上でキャプチャーする範囲を指定します。

    Screenpresso_スクリーンプレッサー_10

たったこれだけで簡単に画面をキャプチャーできます。






今回も3Dビューウィンドウでの表示や操作について解説していきます。

Blender_つかい方_はじめて_3D_CG_6


Contents

  1. 3Dビューウィンドウでの視点の操作
  2. ズーム
  3. 回転
  4. 正投影図

1. 3Dビューウィンドウでの視点の操作

3Dモデルをつくっていると拡大して見てみたかったり、全体を確認したかったりします。また、裏側や上側なんかもクルクル回しながら確認したいこともよくあります。そんなときにモデルを動かしてみる必要があります。そのための操作方法を確認していきます。

2. ズーム

3Dモデルを拡大したり、縮小したりする操作方法は3つあります。
  1. マウスのミドルボタン(クルクル回せるボタン)をスクロール
  2. Ctrlキー+マウスのミドルボタンを押したままマウスを上下に動かす
  3. テンキーの"+"と"-"ボタンを押す
Blender06_ズーム

3. 回転

モデルを画面上でグルグルまわして見る方法です。
  1. マウスのミドルボタンを押したままマウスを動かすことで自由に回転
  2. テンキーの"2"と"8"で縦方向に15°ずつ回転
  3. テンキーの"4"と"6"で横方向に15°ずつ回転
Blender_回転_2

4. 正投影図

3Dモデルを正投影した視点で表示します。
  1. テンキーの"7":           上面視(Z軸の+側から見た図)
  2. Ctrl+テンキーの"7": 下面視(Z軸の-側から見た図)
  3. テンキーの"1":           正面視(Y軸の-側から見た図)
  4. Ctrl+テンキーの"1": 背面視(Y軸の+側から見た図)
  5. テンキーの"3":           右側面視(X軸の+側から見た図)
  6. Ctrl+テンキーの"3": 左側面視(X軸の-側から見た図)
2021-01-16_10h27_38

Blender_正投影図_上面
上面図

つぎは3Dカーソルについて詳しく見ていきます。




最近ビットコインが急騰していますが、仮想通貨を購入するにも取引所で現実通貨をつかって購入しなければなりません。いざ購入しようと思い、Zaif に銀行振り込みで入金しようとするとめちゃくちゃトリッキーだったので、忘れないように書いておきます。

Zaif_入金方法


Contents

  1. 仮想通貨を購入するには
  2. 購入資金の入金方法

1. 仮想通貨を購入するには

仮想通貨を持つ一つの方法は自分でマイニングすることです。ただ、これは素人にはハードルが高いのでほぼ不可能です。もう一つの方法は仮想通貨の取引所や販売所で日本円と交換して仮想通貨を獲得する方法です。これは特に難しいこともないので、はじめての人でも簡単に始められます。

2. 購入資金の入金方法

ここでは取引所や販売所を利用して、仮想通貨を日本円で購入する場合です。その際は、まず取引所、あるいは販売所の自分のアカウントに日本円を入金し、仮想通貨と日本円を交換することになります。
こんかは Zaif の口座に入金してみます。ただ、この入金がトリッキーで少し難しいので注意が必要です。
  1. アカウントページから「入出金と履歴」をクリックします。

    Zaif_入金_1

  2. 日本円のアイコンをクリックし、「日本円の入出金と履歴」を選択します。

    Zaif_入金_2

  3. 入金方法は「銀行振込による入金」、「コンビニ決済入金」、「ペイジー入金」の3通りがあります。ネットバンキング対応の口座を持っていれば銀行振込が一番早くスムーズなのですが、なぜか銀行振込以外を勧められ惑わされます。「銀行営業時間外の振り込みは、翌営業日扱いになるため、入金が反映されるまで時間がかります。」と表示され銀行振込はすごく時間がかかるような記載があります。

    Zaif_入金_3

  4. ここでほかの入金方法を選ばずに右下に小さく表示されている「※翌営業日以降の扱いになる可能性を理解した上で銀行振込による入金を開始する」をクリックします。

    Zaif_入金_4

  5. 表示されたページで入金金額を入力して「入金開始」をクリックします。

  6. 振込先とユーザー識別用の番号が表示されるので、自分の利用してる銀行から振込の手続きをします。このときに振込名義のところへ自分の名前とユーザー識別用の番号を「自分の名前 ユーザー識別用の番号」の書式で入力する必要があるので注意します。
以上で完了です。まるで「銀行振込はめちゃくちゃ時間かかって大変ですよ。」というような表記がされて少し混乱しますが、そこだけわかっていれば手続きは特に難しくありません。ネットバンクから手続きをすると10分程度でアカウントに反映されます。
また、利用案内に記載されていますが反映されない際は、Zaifのほうから「入金が保留されていますよ」といった連絡はないそうなので、自分から問い合わせる必要があります。ご注意ください。



「メンタルが強い」とか「緊張に弱い」とかよく言われますが、当然みんな自分の子どもには「強いメンタルを持ってほしい」と思っているわけです。では、どうすればいいのか?

サッカーがうまくなるブックレビュー_2

Contents

  1. 本の紹介
  2. 記憶に残る10文
  3. この本のポイント

1. 本の紹介


子どものスポーツの試合や習い事の発表会などに行ったときに、自分の子だけパッとせず、「練習ではできているのに。」とかイライラしたことはありませんか?ほかの子は思い切りプレーしているように見えるのに、なぜか自分の子だけ消極的に見えたりしませんか?そして、その原因を「この子は本番に弱い。」「プレッシャーに負けている。」「あがり症だから。」みたいな言葉で片付けてしまっていませんか?
でも、この本はそんな気持ちにまったく新しい考えを与えてくれます。
最近では、子どもが毎日のように習い事へ通うのが当たり前のようになっています。そのため、学校のテストも含めて、他人と比較する機会も増えているような気がします。他人と比較するのは良くないとわかってはいても、やっぱり自分の子どもがいちばんかわいいし、色々と口を出してしまうというお父さんお母さんも多いのではないでしょうか。ぼく自身もそうでした。気がつけば悪いとわかっていても、ほかの子と比べて、イライラして「なんでできないんだ。」と子どもに怒ったりしてました。
この本は、「子どもが実力を発揮できるようにするにはどうすればいいか」のヒントをくれるだけではなく、そんな態度をあらためて見直し、子どもに対する接し方を考え直させられた一冊です。

2. 記憶に残る10文

緊張したくないと思ったところで、緊張しているという感情は自分にはどうすることもできないのです。
今まで「緊張に強くなると緊張しなくなるものだ。」「そのためにメンタルを鍛えなければ。」と考えていましたが、その考えを180度変えさせられました。

子どもに本当の感情を吐き出してもらうには、親も思い込みは捨てて、「それってどんな感じ?」と、まっさらな気持ちで聞く姿勢が大切です。
親はすぐに「こう思ってるんでしょ」と決めつけがちですが、案外子どもの気持ちはわかってないのかもしれません。

「嫌い」とか「怖い」とか「面倒くさい」などの、マイナスの感情は「悪」だといつの間にか思い込まされていて、大人と同じように、意識する前にあえて打ち消すくせがついているのかもしれません。
大人が勝手に良い悪いを決めてしまうことで、子どもが勝手に同じように思い込んでいるかもしれません。いちばん身近な大人の親の影響力はとても大きいのかもしれません。

けれども、本番の感情に「想定外」をつくることのほうが、実は失敗のリスクははるかに高いのです。
よく言われる本番への心構え。それも違うアプローチがあることを知りました。

そんなときは、たとえば、「もしかして、いま緊張してる?」「ちょっとイライラしてる?」と、自分の感情に気づかせてあげるようなお父さんやお母さんからの声かけも大事だとおもいます。
声掛けの大切さは色々と言われていますが、少し違った観点からの声掛けの推奨でした。ほかではあまり聞かない方法です。

「緊張」というマイナスの感情と「失敗」を切り離すこと。「緊張していてもできたこと」のほうに意識を向けて、「成功体験」を積み重ね、「緊張していてもできた!」という自己肯定感を育てること。
「なぜ緊張したままでいいのか?」「どうやって本番に強くなるのか?」この謎を教えてくれます。

自己肯定感をもち続けられれば、「できること」のラインは少しずつ、そして確実に高くなります。
本番に強くなるために、どうやって子どもにアプローチしていけばいいのか?具体的にどのようにすればいいのかを教えてくれます。

それなのに、多くの親御さんは、それがクリできたことよりも、「できなかったこと」ばかりに意識を向けていたのです。
親として子どもを支え見守っていくことの大切さがわかっていても、まったく正反対のことをしているなあ、と気づかされます。子どもが力を発揮できない理由は親にもその原因があるようです。

その自信がもてるようになった第一歩は、「気が弱い自分」や「人前で緊張する自分」が本当の自分の姿なのだということに気がついたことです。

お父さんやお母さんが、できないことも含めて今の自分を認め、小さな「できた」にOKをあげること。
子どもにはつい偉そうにいろいろと言ってしまいますが、まず自分を見つめ直すことが大切です。結局子どもは親から少なからず影響を受け、成長していきます。親の振る舞いひとつで子どもが変わるということもあるのかな、と考えさせられます。

3. この本のポイント

  • 子どもが自分の感情を理解して素直に受け入れることが第一歩
  • マイナスの感情のなかで成功する経験をさせる
  • 親自身も今の自分を素直に認める









今回はBlenderのなかで一番使用頻度が高い3Dビューウィンドウを少し詳しく見ていきましょう。


Blender_つかい方_はじめて_3D_CG_5


Contents

  1. 3Dビューウィンドウ内のアイテム
  2. 3Dビューのモード
  3. 表示モードとその切り替え

1. 3Dビュー内のウィンドウ内のアイテム

では、まず3Dビューウィンドウ内に表示されているアイテムを見ていきましょう。

3Dウィンドウ_表示パーツ解説

① 3Dオブジェクトの初期形状です。これから3Dオブジェクトを作ります。

② グローバル座標系の各軸方向を表します。

③ 3Dカーソル:新規のオブジェクトはこの位置に作られます。

④ アクティブなオブジェクトの情報です。ここでは "Collection" というシーン内の "Cube" という名前のオブジェクトを指しています。

⑤ シーンの光源となるランプを表します。

⑥ カメラです。レンダリングの際の画像の視点を表します。▲のマークがついているほうが画像の上になります。

2. 3Dビューのモード

Blenderでは3Dオブジェクトを操作する際に、特定の作業を行いやすいように6つのモードが設定されています。現在のモードは画面左上のボックスにアイコンと共に表示され、プルダウンリストからほかのモードを選択することができます。

Blender_モード

Blender_モード_2

ここではオブジェクトモードが選択されています。

用意されているモードと選択した場合の3Dビューウィンドウの表示を見ていきます。

① オブジェクトモード

Blender_オブジェクトモード


② 編集モード

Blender_編集モード


③ スカルプモード

Blender_スカルプモード


④ 頂点ペイント
Blender_頂点ペイント


⑤ ウェイトペイント

Blender_ウェイトペイント


⑥ テクスチャペイント

Blender_テクスチャペイント


①オブジェクトモード と ②編集モード は頻繁に使用するので、リストから選択する以外にTabキーでも切り替えることができます。

3. 表示モードとその切り替え

3Dオブジェクトの表示には、不透明なオブジェクトで表示される「ソリッドモード」と、外形線だけで表示される「ワイヤーフレームモード」があります。通常はソリッドで作業を進めますが、複数のオブジェクトを作業するなかで、邪魔になるオブジェクトがでたり、内部が確認したい場合などにはワイヤーフレーム表示が必要になります。

Blender_ソリッド表示         Blender_ワイヤーフレーム表示

ソリッド表示とワイヤーフレーム表示は "Zキー" で切り替えられます。"Zキー"を押すとカーソルの周りに表示モードの選択肢が表示されるので、選択して切り替えます。

Blender_表示ビュー切り替え


また、画面右側からも切り替えることができます。画面の右上に4種類の表示モードのアイコンが表示されています。これをクリックして表示モードを切り替えることができます。

Blender_表示モード切り替え_2


透視投影と平行投影も切り替えることができます。

Blender_透視投影   Blender_平行投影
透視投影               平行投影

これは"5キー"を押すことで切り替えることができます。ほかにも画面右側のアイコンでも切り替えることができます。

Blender_表示モード切り替え_3

これは作業上や完成画像などに特に影響はありません。どちらの方が自分がイメージしやすいかの問題だけです。


次回も3Dオブジェクトの画面表示について解説していきます。








どうしても読んでみたい本があったのですが、原文がドイツ語で日本語版が発売されていませんでした。「なんとか英語なら…」と英語版を探しましたがそれもありませんでした。でも、以前にGoogle翻訳アプリをつかったことがあり、「ドイツ語→日本語」は少し実用には厳しそうでしたが、言語の特徴からか、ぼくの英語力からかはわかりませんが、「ドイツ語→英語」はそこそこ使えそうだったので、「Google翻訳アプリを使えば何とかなるか。」と、まったくドイツ語の知識がないままドイツ語の本を購入しました。


Googleアプリ_OCR_翻訳
Benjamin HartwichによるPixabayからの画像 

Contents

  1. 本をテキストデータとして保存するには
  2. GoogleドキュメントのOCR機能を使ってテキスト化
  3. GoogleドキュメントのOCR機能の出来は?
  4. Googleドキュメントをそのまま翻訳

1. 本をテキストデータとして保存するには

Google翻訳アプリで翻訳するには、本の文章をテキストデータとして取り込む必要があります。


最初は知りたい部分だけ直接入力して翻訳していこうかとも考えましたが、当然1冊全てを読むとなるとかなりの作業が必要となりますし、ドイツ語の特殊文字のウムラウト(Üの上の "‥")やエスツェット(ß)を日本語のキーボードから入力するのは大変なので、ページをスキャンしOCR機能をつかってテキストデータに変換できないかな、と考えました。

OCRとは "Optical Character Recognition" の略で光学文字認識の意味で、スキャンした画像データから文字を認識してデータ化する機能になります。
ただ、OCR機能をもったソフトウェアで無料のものが存在せず、Adobe Acrobat を購入しようかと考えていましたが、Googleアプリを使って解決できました。

2. GoogleドキュメントのOCR機能を使ってテキスト化

まずはスキャナーでスキャンした画像データ等をGoogle翻訳アプリで翻訳できるようにテキストデータに変換します。ここではPDFファイルをテキスト化してみます。ドキュメントファイルなどから作成されたPDFファイルはテキストをコピペしたりできますが、スキャンしたデータはテキストとして認識されないので、OCR機能をつかってテキスト化する必要があります。
  1. スキャンした画像をGoogleドライブにアップロードします。


  2. ブラウザからGoogleドライブにアクセスしてファイルを右クリックしてGoogleドキュメントでファイルを開きます。

    Googleドキュメント_OCR機能_1

たったこれだけで簡単にテキスト化することができます。

3. GoogleドキュメントのOCR機能の出来は?

では実際、このGoogleドキュメントのOCR機能がどれだけスゴイのか?実際に使ってみた結果です。

今回選んだ本が1ページ2列表示だったので多少難易度は高かったかもしれません。そのため、上から順に認識しているので多少バラバラになっていますが、段落はきちんと認識していますし、テキストの内容もほぼ完ペキにテキスト化されています。
Googleドキュメント_OCR機能_2-1

Googleドキュメント_OCR機能_2-2

背景が白ではないようなページや、本の綴じ目のためにページが少し浮いてしまってきちんとスキャンできずに文字がぼやけてしまっている場合でも、ちゃんと認識できています。文字が見づらい黄色で表示されてしまっているのでわかりやすい色に変更する必要がありますが。

Googleドキュメント_OCR機能_3-1

Googleドキュメント_OCR機能_3-2

また、これはスキャンの際のミスですが上下逆にスキャンしてしまったので、試しにこれもテキスト化してみましたが、これもきちんとテキスト化できました。これにはかなり驚きました。

Googleドキュメント_OCR機能_4-1

Googleドキュメント_OCR機能_4-2

4. Googleドキュメントをそのまま翻訳


スキャンしたデータをテキスト化したら、次はそのファイルを翻訳していきます。
  1. 先ほどテキスト化したドキュメントデータを開き、「ツール」→「ドキュメントの翻訳機能」を選択します。

    Googleドキュメント_翻訳

  2. 「ドキュメントを翻訳」のダイアログが表示されるので、翻訳後のファイル名を入力し、ファイルを翻訳する言語を選択します。ここではドイツ語の文書を英語に翻訳したいので「英語」を選択し、「翻訳」をクリックします。

    Googleドキュメント_翻訳_2

  3. これでファイルが英語に翻訳されます。

    Googleドキュメント_翻訳_英語



少し理解に苦しむところもありますが、ドイツ語よりは十分に理解できます。なにより無料でここまで簡単に本を翻訳できてしまったのは驚きです。Googleアプリの実力は本当にスゴいです





今回からは実際のBlenderのつかい方を見ていきます。

Blender_つかい方_はじめて_3D_CG_4


Contents

  1. Blenderのワークスペースとウィンドウ
  2. ウィンドウの操作方法
  3. ワークスペースのレイアウト

1.Blenderのワークスペースとウィンドウ

Blenderの作業画面は、"ワークスペース"といいます。ワークスペースは、いくつかの四角い部分に分割されています。これを"ウインドウ"または"エリア"といいます。それぞれのウインドウは、上部または下部に"ヘッダー"があります。Blenderには、たくさんの種類のウインドウがあります。それぞれのウインドウのヘッダー内に、ウインドウの種類を表すアイコンが表示されています。画面は version2.91 の画面です。

Blender_Workspace

2.ウィンドウの操作方法

今作業をしているウィンドウを"アクティブウインドウ"といいます。Windowsなどではウィンドウ上でクリックすると、操作することができるようになるアクティブ状態になりますが、Blenderではマウスポインターがおかれているウインドウがアクティブになります。そのため、マウスポインターを動かすだけで、アクティブなウインドウが替わります。

Blenderの作業画面は、普段使っているWindowsなどとは違い、ウィンドウが重なって表示されることはありません。使いづらい感じもありますが、ウィンドウが後ろに隠れることがないので、探す手間が省けるというメリットがあります。

でも、「ウィンドウを大きくしたり、分割したりしたいな。」っていうときにはウィンドウのサイズを変更することができます。
まず、ウィンドウを大きくしたり小さくしたりするためには、ウィンドウとウィンドウの境目にポインターを動かします。すると、ポインターが両矢印になるのでドラッグしたまま移動させることで、ウィンドウのサイズを変更することができます。

Blender_ウィンドウ_サイズ変更

ウィンドウを分割することもできます。分割したいウィンドウの隅(4隅のどれか)にマウスポインターを動かすと、ポインターが十字になります。そこで左クリックしたままドラッグすることで分割することができます。左右に動かすと左右に分割、上下に動かすと上下に分割できます。

Blender_ウィンドウ分割_1       Blender_ウィンドウ分割_3


Blender_ウィンドウ分割_2      Blender_ウィンドウ分割_4

分割したウィンドウを結合することもできます。結合したいウィンドウの隅へマウスポインターを動かし、十字ポインターになった状態で左クリックし、結合したいウィンドウの方向へ移動させます。

Blender_ウィンドウ結合

3.ワークスペースのレイアウト

Blenderには初めからいくつかワークスペースのレイアウトが用意されています。
  • Layout

    ワークスペース_Layout

  • Modeling

    ワークスペース_Modeling

  • Sculpting

    ワークスペース_Sculpting

  • UV Editing

    ワークスペース_UV_Editing

  • Texture Paint

    ワークスペース_Texture_Paint

  • Shading

    ワークスペース_Shading

  • Animation

    ワークスペース_Animation

  • Rendering

    ワークスペース_Rendering

  • Compositing

    ワークスペース_Compositing

  • Scripting

    ワークスペース_Scripting

つぎは3Dビューウィンドウについて詳しく見ていきます。




前回までは 3D CG をつくる大まかな流れを確認してきました。

今回は実際にCGのデータを作成する前に、知っておいたほうがよい、座標座標系について確認しましょう。

Blender_つかい方_はじめて_3D_CG_3

座標と座標系という言葉は、数学などで聞いたことがあるかもしれません。グラフを描くときなどにつかった ( x , y ) = ( 3 , 4 )みたいなやつです。

かんたんに言うと、座標とは位置を数字で表したもの、そして、座標系とは座標の表し方のルールみたいなかんじてす。

なので、同じ位置をあらわすのに、ある座標系と別の座標系で数字が変わってきます。

分かりやすく例をあげると、体育館のような直方体の建物があるとします。そのひとつの隅から何かを投げたと考えてください。ここではサイコロ形の物体とします。そのサイコロの位置は、サイコロを投げた隅からの3つの距離の組み合わせで表せます。

このとき、サイコロを投げた隅のことを原点、距離をはかった3つの方向のことを軸と呼びます。

そして、この隅から、こっちとこっちとこっちの方向に距離を測りましょう、という決まりのことが座標系ということになります。

座標_座標系

この図では、X軸の方向に8m、Y軸の方向に12m、Z軸の方向に5mのところにあるので、
(X,Y,Z) = (8, 12, 5)
と表せます。このように、この空間のすべての点は3つの数字の組み合わせで表せるということです。

2.グローバル座標系とローカル座標系ってなに?

座標と座標系がわかったところで、Blender のなかで使う、グローバル座標系とローカル座標系について見ていきましょう。これに関してはあまり聞いたことがない方も多いかもしれませんが、それほど難しいものではありません。
グローバル座標系とは、その名の通り"全体の"座標系で、3Dデータをつくる空間内にひとつだけです。そして、動きません。
それに対して、ローカル座標系とは"特定の場所の"座標系です。空間の中に複数あっても構いません。ローカル座標系のなかの点の座標は、グローバル座標系での座標でも表せます。
さきほどのサイコロの例でいうと、グローバル座標系というのは、部屋の隅を原点として固定された座標系、そして、ローカル座標系というのはサイコロに固定された座標系ということになります。

グローバル座標系_ローカル座標系

部屋にの隅が原点、壁に沿って軸をもつ座標系は固定されていますが、投げられたサイコロは体育館のなかを飛んでいくので、ローカル座標系はサイコロといっしょに空間内を移動していきます。回転する可能性もあります。

なんとなくイメージできたでしょうか?

3.ローカル座標系のメリット

では、なぜローカル座標系というものが必要なのでしょうか?「別にグローバル座標系だけで表現できるなら、2つも必要ないんじゃないか。」と思われる方もいると思いますが、実はローカル座標系は、とても便利なんです。

また、さっきのサイコロの例で考えます。
サイコロのひとつの角を原点として、ローカル座標系を設定します。このサイコロ形の物体は、8個の頂点が決まれば表現することができます。つまり、8個の点の座標がわかれば描くことができます。サイコロが体育館の隅から動いていない最初の状態では、グローバル座標系でもローカル座標系でも8個の座標は同じです。ただ、サイコロの位置が移動すると、グローバル座標系では、もう一度8個の点の位置を測りなおして座標で表す必要があります。でも、ローカル座標系で考えると、「座標系の原点がどれだけ移動したか」と、「座標系がどれだけ回転したか」を考えるだけで、サイコロが今どこにどのような傾きでいるかを表すことができます。

ローカル座標系のメリット

サイコロみたいな簡単な形状だと、あまりメリットがないように感じますが、実際にはもっと複雑な形を表すことがほとんどですよね。そうなるとこの考え方はとても大事になります。


次回からは、Blenderの操作について詳しく見ていきます。

これまでBlenderはLinuxで使っていましたが、Windowsマシンを新調したのでそちらにBlenderをインストールします。特に難しいこともなく簡単に使い始めることができます。


Blender_Windows_インストール
                        Free-PhotosによるPixabayからの画像 

Contents

  1. Blenderとは
  2. Blenderをインストールしてみる

1. Blenderとは

Blenderは3DCGが制作できるオープンソースのソフトウェアで、だれでも無料で使うことができます。機能は無料のソフトとは思えないほど非常に多彩で、すべてを理解するのはなかなか難しいくらいです。僕もすでに使い始めて数年がたちますが、正直ぜんぜんおぼえられていません。操作も少し特殊なところがあるかな、という気がします。ただ、その多機能なおかげでかなりクオリティの高い作品を作ることができます。なによりも無料で始められるということから「3DCGを作ってみたいな」という人にとってはおススメのソフトです。

2. Blenderをインストールしてみる

それではBlenderをインストールしてみます。
  1. まずは公式サイト(英語)よりファイルをダウンロードします。

    Blender_Windows_インストール

  2. ダウンロードしたファイルを実行するとセットアップウィザードが開始されるので「Next」をクリックします。

    Blender_Windows_インストール_2

  3. 利用規約に同意します。「I accept the terms in the License Agreement」にチェックして「Next」をクリックします。

    Blender_Windows_インストール_4

  4. インストールする保存場所を指定します。特に好みで変更しなければそのままでよいので「Next」をクリックします。

    Blender_Windows_イ
ンストール_3

  5. 「Install 」をクリックしてインストールを開始する。

    Blender_Windows_インストール_5

  6. 「Finish」をクリックして終了です。

    Blender_Windows_インストール_6

これでインストールは終了です。スタートメニューに追加されたBlenderを起動します。

Blender_スタート画面


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