The WONDER ROAD

     

Uターンの失敗からリスタートするブログ

2021年03月

今回は、Blenderのコレクションという機能についてです。以前はレイヤーと呼ばれていた機能と同様のものになります。

Blender_つかい方_はじめて_3D_CG_10


Contents

  1. コレクションとは
  2. コレクションの確認方法
  3. コレクションの追加方法

1. コレクションとは

コレクションとは作業する階層のことです。オブジェクトやカメラ、照明をそれぞれ別のコレクションに入れることができ、それぞれのコレクションごとに表示・非表示を切り替えることができます。複数のオブジェクトをそれぞれ別のコレクションとするメリットは、たくさんのオブジェクトが存在する複雑なシーンの作業を行うときに、ほかのオブジェクトが邪魔になって作業したいオブジェクトを選択するのが難しい時があります。そんなときに必要なコレクションだけを表示し、残りを非表示とすることで作業が簡単になります。

2. コレクションの確認方法

現在作業しているシーンのなかにどのようなコレクションがあって、それぞれのコレクションのなかにはどのようなオブジェクトが含まれているのかは「アウトライナーエディター」から確認できます。

Blender_アウトライナー_2

3. コレクションの追加方法

つぎのような6つのキューブをそれぞれ別のコレクションに登録してみます。

Blender_コレクション_1


追加するコレクションに登録するオブジェクトを選択してMキーを押します。新しくコレクションを追加して、そこにオブジェクトを登録したい場合は「+ New Collection」を選択します。既存のコレクションにオブジェクトを追加したい場合は、下に今あるコレクションが表示されるので、そのなかから選択します。

Blender_コレクション_2


または「アウトライナーエディター」の「シーンコレクション」を右クリックし、「新規コレクション」を選択して新しくコレクションを追加します。その後、移動したいオブジェクトをドラッグ&ドロップして登録することも可能です。

Blender_コレクション_3

3. コレクションを非表示にする方法

アウトライナーエディターのそれぞれのコレクションの横にある目のマークをクリックすることで、そのコレクションを非表示にすることができます。もう一度クリックすると表示されます。

Blender_コレクション_4


今回は、Blenderの視点を変えながら表示できるビューナビゲーションの紹介です。

Blender_つかい方_はじめて_3D_CG_9



Contents

  1. ビューナビゲーション
    1. フライナビゲーション
    2. ウォークナビゲーション

1. ビューナビゲーション

視点を操作する方法として、これまで紹介したパンやズームのほかにナビゲーションという方法があります。これは3Dシーンの中に自分がいるような視点で表示することができます。ナビゲーションには「フライナビゲーション」と「ウォークナビゲーション」の2種類があり、「フライナビゲーション」はとんでいる飛行機から見るような視点、「ウォークナビゲーション」はシーンのなかを1歩ずつ自分で歩いているような視点でみることができます。

起動方法

「ビュー」→「視点の操作」→「フライナビゲーション」/ 「ウォークナビゲーション」を選択するか、ショートカットキーとしてShift + AccentGraveを押すとナビゲーションモードに切り替わります。
 AccentGraveは「`」(Shift+@)キーのことです。

Blender_ビューナビゲーション_1

ショートカットキーで起動できるのは「フライナビゲーション」か「ウォークナビゲーション」のどちらか一方となり、「編集」→「プリファレンス」から設定できます。

Blender_ビューナビゲーション_設定

「ウォークナビゲーション」のときは「重力」の有無、そして「重力」効果ありの場合の「視点の高さ」と「ジャンプの高さ」を設定できます。

Blender_ビューナビゲーション_設定_2



(1). フライナビゲーション

操作方法
  • マウスホイールを上回転するとスピードアップ、下回転するとスピードダウン(後退)します。また、中央の四角の枠外へマウスを動かすと上下左右へ転回します。

    Blender_フライナビゲーション_0

  • ほかにもW(前進) S(後退) A(左) D(右) Q(下降) E(上昇)で視点を変更できます。
    移動中にマウスホイールを上回転するとスピードアップ、下回転するとスピードダウン(反対方向への移動)となります。
    また、このときの左右方向への移動は転回ではなく横方向への水平移動になります。

    Blender_フライナビゲーション_3


  • 左クリックEnterSpaceでナビゲーションモードを終了します。視点は終了した位置でキープされます。

    Blender_フライナビゲーション_1

  • 右クリックEscでナビゲーションモードを終了し、ナビゲーションを始めた位置まで視点を戻す。

    Blender_フライナビゲーション2 

(2). ウォークナビゲーション

操作方法
  • フライナビゲーションと同様に W(前進)  S(後退)  A(左)  D(右)  Q(下降)  E(上昇)で視点を変更でき、 マウスホイールでスピードアップ、スピードダウンが可能です。このときの移動量はフライモードとは異なり、キーを一回押すごと一歩ずつ進む感覚になります。

    Blender_ウォークナビゲーション_1

  • 中央マウスボタンで十字マークの位置に一気に移動します。

    Blender_ウォークナビゲーション_2

  • Tabで重力効果のON/OFFを切り替えできます。 重力をONにした状態でVキーを押すと、その場でジャンプしているような視点になります。このときの視点の高さやジャンプの高さは「編集」→「プリファレンス」で変更できます。

    Blender_ウォークナビゲーション_3

    Blender_ウォークナビゲーション_4

「重力」については、その名の通り重力がある中で歩いていくような視点になりますが、下に床となるオブジェクトがなければどこまでも落ちて行ってしますので気を付けましょう。そして、ジャンプは設定した高さ分だけジャンプしたような視点になります。




まだまだビットコインが好調ですが、取引所で購入しただけでは安全ではありません。過去にも流出事件が何件もありましたが、流出による損失を補償されなくても文句が言えないのが仮想通貨だということをきちんと認識しましょう。そのためにはウォレットで確実に保管する必要があります。

これまでにウォレットの初期設定については記事に書きましたが、さらにアプリのインストールから、実際の送受金はどのようにするのかを確認していきましょう。

初期設定やソフトの移行なんかに関してはこちらの記事をどうぞ。



ビットコイン_ウォレット_つかい方
WorldSpectrumによるPixabayからの画像

Contents

  1. デバイスにアプリをインストール
  2. アカウントを作成する
  3. ためしに送金してみる

1.デバイスにアプリをインストール

  1. インストールした Ledger Live を起動します。初期設定の際にパスワードを設定した場合は下記の画面が表示されパスワードの入力が必要です。

    Ledger_Live_Start

  2. 次のような画面が表示されるので、Ledger本体をPCに接続し本体の2つのボタンを操作してPINコードを入力し、最後に両方のボタンを押して決定します。

    Ledger_Live_Connect

  3. 本体に "Allow Ledger manager?(Ledgerマネージャーを許可しますか?)"と表示されるので "✔" を選択します。

  4. アプリカタログからインストールしたいコインのアプリを選び「インストール」をクリックします。

    Ledger_Live_Manager_1

  5. アプリのインストールが完了したら下のような画面になります。

    Ledge_Live_Manager_App_Installed

  6. アプリがインストールされるとLedger本体上にインストールしたコインが表示されます。

2.アカウントを作成する

つぎに送受金できるようにLedger Liveにアカウントを作成します。

  1. 「Accounts」 から「アカウントを追加」をクリックします。

    Ledger_Live_Add_Acount

  2. コインを選択して続行をクリックします。

    Ledger_Live_Add_Account_2

  3. Ledger本体をPCに接続し、選択したコインのアプリを両ボタンを同時に押して開くと「同期しています」の表示が出ます。

  4. アカウントを✔(チェック)して選択し、「アカウントを追加」をクリックします。

これでアカウントの追加は終了です。

3.ためしに送金してみる

ためしにEthereumをウォレットへ送金してみます。ここではZaifのアカウントからの出金例です。
  1. Ledger Live を起動してデバイスをPCに接続しPINコードを入力してロックを解除します。

  2. Ledger Live のメニューから "受信" を選択します。

  3. 入金アカウントからEthereumのアカウントを選択し続行をクリックします
    Ethereum_受信_1

  4. デバイスをPCに接続し、デバイスを操作してEthereumのアプリを選択すると2つの項目が "✔" に変わるので続行をクリックします。

    Ethereum_受信_2

  5. 下のような画面が表示されるので続行をクリックすると送金用のアドレスが表示されるので、デバイスに表示されているアドレスと同じであることを確認してコピーします。

    Ethereum_受信_3

  6. Zaif のホームページにログインして、アカウントから入出金と履歴を選択します。下に並んでいるロゴからEthereumを選択します。少し分かりづらいですが選択するとロゴがハイライトされます。さらに下の出金を選択します。

    Zaif_アカウント_1

  7. さらに出金先のアドレス、出金金額を入力します。2段階認証を設定している場合はトークンを入力し出金をクリックします。Ethereumの出金手数料は0.01ETHです。出金が終わると下側に履歴が表示されます。

    Zaif_アカウント_2

  8. 出金が完了すると Ledger Liveのアカウントに表示されます。

    Ethereum_受信_4


ためしに0.1ETH送ってみると約10分で着金しました。

これでウォレットへの送金は完了です。送金の手数料がそこそこかかるので頻繁に移動するかは考えものですが、なくなるよりはマシですよね。しっかり管理しましょう。








今回はパニング(視点の平行移動)やセンタリング、カメラからの視点の確認などについて解説していきます。

Blender_つかい方_はじめて_3D_CG_8


Contents

  1. パニング
  2. センタリング
  3. カメラ視点の確認
  4. 選択した範囲を拡大

1. パニング

パニングとは、視点の方向や表示の大きさを変えずに、ビューを上下左右に平行移動させる操作です。この操作にはいくつか方法があります。

  • shift + スクロールボタンを押しながらマウスを移動します。

    Blender_Panning_1

  • ctrlキー+テンキー "2" (下)、"8" (上)、"4" (左)、"6" (右)で各方向へ少しずつ移動します。

    Blender_Panning_2


ビューを移動したあと、視点を中央に戻したいときは、つぎのいずれかの方法でもどせます。
  • カーソルを画面中央に移動してクリックし、 「ビュー」 → 「視点を揃える」 → 「カーソルを視点の中心に」を選択します。

    Blender_Panning_3

2. センタリング

センタリングとは、ビューの中心を移動させる操作のことです。何に対してビューの中心を合わせるかでいくつかの方法があります。

  • すべてのオブジェクトを表示するようにビューを移動: homeキーを押す

    Blender_Centering_1

  • 3Dカーソルがおかれている点へビューの中心を移動: 「ビュー」→「視点を揃える」→「カーソルを視点の中心に」

    Blender_Centering_2

  • オブジェクトへビューの中心を移動: オブジェクトを選択しテンキーの " . " を押す

    Blender_Centering_3

3. カメラ視点の確認

設置したカメラからの視点を確認したり調整したりする方法です。
  • カメラ視点に切り替える
  • カメラ視点に合わせてカメラ位置を移動
  • 現在の視点にカメラを合わせる

まず、カメラ視点に切り替える方法ですが、テンキーの "0" を押すとカメラ視点に切り替えることができます。もう一度 "0" を押すと元の視点に戻ります。

Blender_カメラ視点_切り替え


Blender_カメラ視点


プロパティシェルフの中にあるビューパネルで 「固定 カメラをビューに」 にチェックを入れると、カメラ視点にしたまま視点を移動させると、それに合わせてカメラの位置も移動します。

Blender_カメラ視点_ビューに固定_1

Blender_カメラ視点_ビューに固定_2

2021-02-28_14h14_38_2

逆にカメラを現在の視点に持ってくることもできます。これには「ビュー」→「視点を揃える」→「現在の視点にカメラを合わせる」を選択するか、Ctrl + Alt + テンキー "0" を押します。

Blender_視点にカメラを合わせる

Blender_視点にカメラを揃える

4. 選択した範囲を拡大

ある特定の範囲をかなり拡大して表示させたい場合、パン(平行移動)とズーム(拡大)を繰り返していくしかないのですが、これを一気に拡大表示できる方法があります。

  1. 3Dビューウィンドウで shift + B を押すとマウスポインタが十字マークに変わります。
  2. 左クリックでドラッグして四角形の対角を指定して拡大したい範囲を選択します。
Blender_選択範囲_拡大


以上で簡単に拡大表示できます。























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