もしスマホのカメラレンズが
割れてしまったら…。

iPhoneなら救いはありますが
Androidなら
修理を断られるか
買い替えるよりは少し安いくらいの
絶妙に設定された金額を
要求されることになります。

そもそも送り返して修理なんて
数日間もスマホなしの生活は
考えられないので
自分で修理しちゃいました。

スマホのカメラレンズ_自分で修理


Contents
  1. 使用した修理キット
  2. 修理の手順
  3. 修理後の使用感は?

1.スマホのカメラのレンズが割れた…


今回つかった修理キットはこれ。


iPhone用の修理キットですが
iPhone7のものが
サイズも近く使えそうだったので
これにしました。

修理に使うピンセットや
カッターのようなものも付属しています。

修理用の部品は
ガラスカバー1枚と
貼り付けるための両面テープが3つです。

両面テープは
かなり細かい作業が必要になるので
失敗したとき用に
予備をつけてくれているんだとおもいます。


2.スマホのカメラのレンズが割れた…

修理の手順

  1. 割れたレンズを全部取り除く
  2. レンズカバーに両面テープを貼り付ける
  3. 両面テープを貼り付けたカバーをスマホに貼り付ける


(1) 割れたレンズを全部取り除く

まず、ひびが入ったレンズカバーを
ぜんぶきれいに取り除きます。

完全に割れて
穴があいていれば
そこにピンセットをさしこんで
はがしていきます。

さしこむようなところがなければ
中のカメラ本体を
傷つけないように注意しながら
ピンセットなどでコツコツたたいて
穴をあけます。

大きな破片をピンセットで
取り除いたら
そのあと両面テープのようなもので
貼り付けられている縁の部分を
きれいにとっていきます。

ここはピンセットよりも
マイナスの精密ドライバーが良いです。

縁の部分に押し付けながら
削ぎとるような感じにすれば
きれいにはがれます。

ぜんぶはがした後は
アルコールで軽く拭いて
かけらやほこりを
とっておきます。

スマホ_カメラレンズ_ひび割れ_修理_2



(2) レンズカバーに両面テープを貼り付ける

リング状の両面テープを
台紙からはがして
レンズカバーに貼り付けます。

ここが1番苦戦しました。

リング状の両面テープが細すぎて
かなり慎重にはがさないと
丸まって使えなくなります。

ぼくも1枚失敗しました。

まあ、これを見越したうえでの
2枚の予備なんでしょうけど。

レンズカバーは置いたままで
ピンセットで両面テープを
台紙からつまんではがし
レンズの上に置きます。

両面テープは
レンズカバーに比べて少し小さめなので
それほど神経質にならなくても大丈夫ですが
ずれて置いてしまって貼り直そうとすると
テープがダメになるので
注意が必要です。



(3) 両面テープを貼り付けたカバーをスマホに貼り付ける

あとは両面テープの裏紙をはがし
カバーを裏返してつまんで
スマホの良い位置に置いて
最後にギュッと押しつけて完成です。

DSC09324


3.修理後の使用感は?

修理して1ヶ月になりますが
使ってみてどうかというと

(1) カメラ機能

特に問題ありません。

写真もとれるし
QRコードも読み取れます。

少し接写のときに
ピントが合いづらい感じもありますが
「そんな気がするかも」
という程度です。

(2) 防水性

自分で修理して
1番気になる防水性ですが
さすがにこれを試す勇気はなく
未確認です。

ただ元々レンズカバーは
両面テープのようなもので
貼り付けられていましたし
それほど広くない幅で
貼られていたので
これで防水しているとは
考えづらいので
もう一段内側で
防水しているんじゃないかと
勝手に推測しています。

もう少し古くなったら
お風呂の湿気くらいで
試してみようかと思います。

(3) 外観

見た目はまったく問題ありません。

小さめのカバーで
代用しているので
よく見ると周囲にスキマがありますが
パッと見ではわかりません。




ここまで考えると
修理屋さんにお願いすると
7、8000円の作業が
わずか1000円ちょっとです。

作業時間も30分程度です。

出来映えも
それほど変わらないでしょうから
修理屋さんに持っていくのが
バカらしくなります。