今回は、マニピュレーターのつかい方について詳しくみていきます。
マニピュレーターとは「操作(manipulate)するもの」という意味で、選択したオブジェクトの中央に赤・緑・青で表示される座標軸のようなかたちのものになります。
複数のオブジェクトを選択した場合はすべてのオブジェクトの中央に表示されます。
表示されるマニピュレーターは移動・回転・スケール・トランスフォームの4種類があり、画面左端のメニューボタンか Shift + スペース を押しながら、 G (移動)/ R (回転)/ S (スケール)/ T (トランスフォーム) で切り替えられます。
ジンバルとは、このようなカメラを固定する装置もそう呼ばれるように、3つの軸周りにカメラを回すことでいろいろな角度に固定することができます。
軸の角度は、3次元空間のなかで回転軸の方向を決め、その軸回りの角度を指定することでオブジェクトの回転を指定します。
クォータニオンは、少し理解が難しくなります。イメージ的には、軸の角度と似たようなかたちで、回転の軸と回転角を指定するイメージです。回転を扱う数学的な手法になります。
マニピュレーターとは「操作(manipulate)するもの」という意味で、選択したオブジェクトの中央に赤・緑・青で表示される座標軸のようなかたちのものになります。
複数のオブジェクトを選択した場合はすべてのオブジェクトの中央に表示されます。
表示されるマニピュレーターは移動・回転・スケール・トランスフォームの4種類があり、画面左端のメニューボタンか Shift + スペース を押しながら、 G (移動)/ R (回転)/ S (スケール)/ T (トランスフォーム) で切り替えられます。
移動は平行移動、回転は回転移動、スケールは拡大・縮小、トランスフォームはこの3つを合わせたものになります。
それを決めるのが「トランスフォーム座標系」です。3Dビューウィンドウの上側中央に現在の座標系が表示されています。クリックするとリストが表示され、6種類の座標系が選択できます。
複数のオブジェクトを選択している場合は、各オブジェクトがそれぞれのローカル座標軸に沿って移動・変形します。
オイラー角では、よくあるように3つの軸周りの回転の組み合わせで表されます。X軸周り、Y軸周り、Z軸まわりにそれぞれ何度回転するかを入力して、オブジェクトの回転を指定します。
2. マニピュレーターを使った移動・変形
マニピュレーターつかうことで移動方向や回転方向を1方向に制限することができます。(1) 平行移動
マニピュレーターの3つの矢印のうち、1つをクリックしたままマウスをスライドさせると、クリックした軸方向へオブジェクトを移動させることができます。(2) 回転移動
マニピュレーターの3つの円のうち1つをクリックしたままマウスをスライドすると、その円方向へオブジェクトを回転させることができます。(3) スケール
マニピュレーターの1つの軸をクリックしたままマウスをスライドすると、その軸方向へオブジェクトを拡大/縮小することができます。(4) トランスフォーム
これまでに説明した(1)~(3)のすべての要素が同時に表示されているので、移動・変形させたい方向をクリックしてマウスを動かすと、同様に移動・変形できます。3. 座標系とマニピュレーターの関係
マニピュレーターを使うと、ある1方向にオブジェクトを移動・変形できるようになります。では、マニピュレーターの各軸の方向はどのように決まるのでしょうか?それを決めるのが「トランスフォーム座標系」です。3Dビューウィンドウの上側中央に現在の座標系が表示されています。クリックするとリストが表示され、6種類の座標系が選択できます。
(1) グローバル
シーンのグローバル座標軸に一致します。(2) ローカル
選択したオブジェクトのローカル座標軸に一致します。複数のオブジェクトを選択している場合は、各オブジェクトがそれぞれのローカル座標軸に沿って移動・変形します。
(3) ノーマル
選択した要素の法線方向、つまり選択した要素と直交する方向へZ軸が一致します。(4) ジンバル
ジンバルでは、回転モードをオイラー角、軸の角度、クォータニオンの3つから選ぶことができます。 N キーを押してプロパティシェルフから選択します。オイラー角では、よくあるように3つの軸周りの回転の組み合わせで表されます。X軸周り、Y軸周り、Z軸まわりにそれぞれ何度回転するかを入力して、オブジェクトの回転を指定します。
ジンバルとは、このようなカメラを固定する装置もそう呼ばれるように、3つの軸周りにカメラを回すことでいろいろな角度に固定することができます。
軸の角度は、3次元空間のなかで回転軸の方向を決め、その軸回りの角度を指定することでオブジェクトの回転を指定します。
クォータニオンは、少し理解が難しくなります。イメージ的には、軸の角度と似たようなかたちで、回転の軸と回転角を指定するイメージです。回転を扱う数学的な手法になります。
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