今回は、モデルの形状を変更するときに重要なメッシュと編集モードの解説です。

Blender_メッシュ_編集モード

Contents

  1. メッシュって何だろう?
  2. オブジェクトモードと編集モードとの違いについて
  3. オブジェクトモードと編集モードの切り替え

1. メッシュって何だろう?

これからより複雑なモデルを作成しているうえで、メッシュは一番重要な要素となります。なぜなら、メッシュは様々な操作を行うことができ、形状を変更するうえでは欠かせない要素となります。
まず、空間内の点を「頂点」と呼びます。そして、2つの頂点をつないでできる直線が「辺」となります。さらに3本以上の辺で囲まれた部分が「面」となります。これらを「メッシュ」といいモデルの表面はこれら3つの要素が組み合わさって構成されています。

Blender_メッシュ_1

上のモデルでいうと、立方体の角の部分にある点が「頂点」、そして、隣の点との間が「辺」、そして、4つの辺で囲まれた部分を「面」といいます。

2. オブジェクトモードと編集モードとの違いについて

「オブジェクトモード 」は、 自分で作成したモデルやカメラ、ライトなどのオブジェクトの動かしてシーンの中の配置を決めるモードです。オブジェクトをひとつのかたまりとして操作します。

Blender_オブジェクトモード


「 編集モード 」は、ひとつのオブジェクトの中のメッシュを編集して形状を変更するモードです。下の図で見るとハイライトされたオブジェクトが編集するオブジェクトで、頂点や辺が表示されています。

Blender_編集モード

3. オブジェクトモードと編集モードの切り替え

先ほど説明した通り、オブジェクトモードと編集モードは平行して使いながら、シーンの作成を進めていく必要があります。そのため、オブジェクトモードと編集モードは頻繁に切り替えることになるので、切り替える方法を覚えておきましょう。
まず、ひとつは左上のメニューから切り替える方法です。モードが表示されているボックスをクリックして、「オブジェクトモード」「編集モード」あるいはその他のモードを選択します。「編集モード」を選択すると頂点や辺が表示され、モデルの表示方法が変わります。

Blender_編集モード_切り替え

また、「オブジェクトモード」⇔「編集モード」の切り替えは作業中よく使うことになるので、  Tab  キーでモードを切り替えることができます。