あまりピンとこないかもしれませんが、それぞれのメッシュには向きがあります。今回は、このメッシュの向きについて注目してみます。
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3Dビュー画面上でも、フラットシェーディングであれば問題なく見えますが
スムーズシェーディングにすると表示がおかしくなります。
このときに考えられる原因は
物理的に不可能な形状であれば、3Dビューで気がつくのですが、面の向きが逆であれば、見かけは特に問題なく見えます。そんなときは法線を表示することで確認します。
頂点の法線は青、辺の法線はピンク、面の法線は水色で表示されます。線が出ている面が表になります。
面の表裏を確認する方法として、「面の向き」を確認する方法もあります。ビューポートオーバーレイから「面の向き」にチェックを入れます。
そうすると表の面は青色、裏の面は赤色で表示されるので、一目で確認することができます。
まず、ひとつ目の修正方法は選択した面を反転する方法です。
もうひとつは複数の面を選択して、選択した面の向きを揃える方法です。
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1. レンダリングイメージが黒くなる?
複雑なモデルを作成していると、レンダリングしたときに黒くなる部分ができることが有ります。3Dビュー画面上でも、フラットシェーディングであれば問題なく見えますが
スムーズシェーディングにすると表示がおかしくなります。
このときに考えられる原因は
- 辺や面が交差して物理的に不可能な形状になっている 画像追加
- 面や頂点の向きが逆になっている 画像追加
物理的に不可能な形状であれば、3Dビューで気がつくのですが、面の向きが逆であれば、見かけは特に問題なく見えます。そんなときは法線を表示することで確認します。
2. メッシュの向きの確認方法は?
法線はメッシュの向きを表す線です。法線を表示するには、編集モードで3Dビューウインドウ上部にあるアイコンの横の「∨」をクリックして、ビューポートオーバーレイを表示します。「ノーマル」の下にあるアイコンをクリックすると、頂点、辺、面の法線がそれぞれ表示されます。その横に表示された「サイズ」の数値を変更すると表示される法線の長さが変わります。頂点の法線は青、辺の法線はピンク、面の法線は水色で表示されます。線が出ている面が表になります。
面の表裏を確認する方法として、「面の向き」を確認する方法もあります。ビューポートオーバーレイから「面の向き」にチェックを入れます。
そうすると表の面は青色、裏の面は赤色で表示されるので、一目で確認することができます。
3. メッシュの向きを修正する方法
つぎに裏返ったメッシュを見つけたときにどうすればいいのか。まず、ひとつ目の修正方法は選択した面を反転する方法です。
モード: 編集モード
メニュー: 「メッシュ」→「ノーマル」→「反転」
ショートカット: Alt + N でメニューを表示→「反転」
メニュー: 「メッシュ」→「ノーマル」→「反転」
ショートカット: Alt + N でメニューを表示→「反転」
もうひとつは複数の面を選択して、選択した面の向きを揃える方法です。
モード: 編集モード
メニュー: 「メッシュ」→「ノーマル」→「面の向きを外側に揃える」
「面の向きを内側に揃える」
ショートカット: Shift + N (面の向きを内側に揃える)
Shift + Ctrl + N (面の向きを内側に揃える)
メニュー: 「メッシュ」→「ノーマル」→「面の向きを外側に揃える」
「面の向きを内側に揃える」
ショートカット: Shift + N (面の向きを内側に揃える)
Shift + Ctrl + N (面の向きを内側に揃える)
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