今回はカラーノードの中のRGBミックスノードについてです。

Blender_RGB_Mix_node


Contents

  1. RGBミックスノードの効果
  2. RGBミックスノードの入力ソケット
  3. プロパティを変更してみる
  4. RGBミックスノードの出力ソケット

1. RGBミックスノードの効果

ミックスノードは入力された2つの画像や色を混ぜ合わせます。

Blender_Mix_Node

ためしに次のような画像を混ぜ合わせて、オブジェクト表面に貼り付けてみます。

Blender_Mix_Image_1
画像1
Blender_Mix_Image_2
画像2
Blender_Mix_Image_1+2
画像1+2

2. RGBミックスノードの入力ソケット

RGBミックスノードの入力ソケットは以下の3種類です。

    係数    

ミックスノードが仕上がりの画像にどの程度の効果を与えるかをコントロールします。
係数0のときは「色1」に指定した画像のままとなり、係数1のときは「色2」に指定した画像となります。係数0.5のときは「色1」と「色2」の画像が同じ程度となるように混ぜ合わさった画像となります。

Blender_Mix_Factor_0
係数0
Blender_Mix_Factor_1.0
係数1
Blender_Mix_Image_1+2
係数0.5

    色1    

背景となる色や画像を指定します。仕上がりの画像のサイズや解像度はこちらの画像と同じになります。

    色2    

前景画像となります。

3. プロパティを変更してみる


   ブレンドモード    

画像を混ぜ合わせる手法として、平均的に混ぜ合わせる「ミックス(Mix)」以外に下記の17種類のブレンドモードが用意されています。
  • 値(明度) (Value)
  • カラー  (Color)
  • 彩度 (Saturation)
  • 色相 (Hue)
  • 除算 (Divide)
  • 減算 (Subtract)
  • 差分 (Difference)
  • リニアライト (Linear Light)
  • ソフトライト (Soft Light)
  • オーバーレイ (Overlay)
  • 追加 (Add)
  • 覆い焼きカラー (Color Dodge)
  • スクリーン (Screen)
  • 明るい方 (Lighten)
  • 焼きこみカラー (Color Burn)
  • 乗算 (Multiply)
  • 暗い方 (Darken)

    範囲制限    

これにチェックを入れると出力値を0~1.0に制限するのですが、違いはあまりよくわかりませんでした。

4. RGBミックスノードの出力ソケット

RGBミックスノードの出力ソケットは「カラー」だけになります。