今回はテクスチャ関係のノードからグラデーションテクスチャノードについて詳しく見ていきます。
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さきに紹介したカラーランプノードとの違いは、グラデーションテクスチャノードがグラデーションの色の変化を指定し、カラーランプノードが色を指定する感じでしょうか。
カラーランプノードだけの場合は単色になり、グラデーションテクスチャノードだけの場合はモノクロのグラデーションとなります。
カラーランプのみ
グラデーションテクスチャのみ
このテクスチャ上の色を決めるためのテクスチャ座標を指定します。何も接続せずに空の場合でも、自動的にテクスチャ座標がつくられ、それが使われます。ベクトルを指定するとグラデーションの方向を自由に指定できるようになります。
リニア
X座標に比例した変化になります。

2次式
入力されたX座標に対して2次式で表される変化になります。

イージング
X座標に対してスムーズな傾きとなるように、リニアと2次式を組み合わせた変化になります。
斜め
X座標とY座標の中間方向へ変化します。
球状
(0, 0, 0)を最大値として、入力ベクトルに対して反比例するような変化となります。このときの原点はキューブの頂点をとっています。
裏から見ると

2次球状
球面と同じですが、変化が2次式となります。
こちらも裏から見ると

放射
Z軸周りの角度にしたがって変化します。

テクスチャのRGBカラーが出力されます。
係数
テクスチャの強度が出力されます。
今回のノード構成だと出力が「カラー」でも「係数」でも同じ結果になります。
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1. グラデーションテクスチャノードの効果
グラデーションテクスチャノードは入力されたベクトルをもとに色やその明るさを補間し、グラデーションを表現するプロシージャルテクスチャです。
さきに紹介したカラーランプノードとの違いは、グラデーションテクスチャノードがグラデーションの色の変化を指定し、カラーランプノードが色を指定する感じでしょうか。
カラーランプノードだけの場合は単色になり、グラデーションテクスチャノードだけの場合はモノクロのグラデーションとなります。


2. 入力ソケット
ベクトルこのテクスチャ上の色を決めるためのテクスチャ座標を指定します。何も接続せずに空の場合でも、自動的にテクスチャ座標がつくられ、それが使われます。ベクトルを指定するとグラデーションの方向を自由に指定できるようになります。
3. プロパティ
グラデーションのタイプを指定します。リニア
X座標に比例した変化になります。

2次式
入力されたX座標に対して2次式で表される変化になります。

イージング
X座標に対してスムーズな傾きとなるように、リニアと2次式を組み合わせた変化になります。

斜め
X座標とY座標の中間方向へ変化します。

球状
(0, 0, 0)を最大値として、入力ベクトルに対して反比例するような変化となります。このときの原点はキューブの頂点をとっています。

裏から見ると

2次球状

こちらも裏から見ると

放射
Z軸周りの角度にしたがって変化します。

4. 出力ソケット
カラーテクスチャのRGBカラーが出力されます。
係数
テクスチャの強度が出力されます。
今回のノード構成だと出力が「カラー」でも「係数」でも同じ結果になります。

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