今回は毛や煙の流れなどを簡単に表せるパーティクルシステムについて見ていきましょう。
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周囲のオブジェクトや環境から影響を受けながら動きを表現することもでき、炎や煙、霧のようなモヤモヤしたものを表現できます。また、ヘアータイプのパーティクルでは、髪の毛や動物の毛のようなもの、芝生などを表現することができます。
ただ、パーティクルシステムは多数のパーティクルを含んでいるのでレンダリングにかかる時間が長くなります。そのため、コンピュータの性能によってどの程度のパーティクルを配置できるかが決まってきます。
「エミッター」タイプではメッシュからパーティクルが放出されます。そして、「ヘアー」タイプではらせん状の糸のように表現されます。
この2つのタイプの選択や、それぞれの詳細な設定はプロパティウィンドウのパーティクルシステムパネルを使って行います。
パーティクルシステムを使いこなせるようになれば、表現の幅が広がります。
次回からは各プロパティの設定について詳しく見ていきましょう。
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1. パーティクルとはなにか?
パーティクルとは、オプジェクトのメッシュ表面や頂点から放出される多数の小さな粒のような要素のことです。周囲のオブジェクトや環境から影響を受けながら動きを表現することもでき、炎や煙、霧のようなモヤモヤしたものを表現できます。また、ヘアータイプのパーティクルでは、髪の毛や動物の毛のようなもの、芝生などを表現することができます。
ただ、パーティクルシステムは多数のパーティクルを含んでいるのでレンダリングにかかる時間が長くなります。そのため、コンピュータの性能によってどの程度のパーティクルを配置できるかが決まってきます。
2. パーティクルシステムのタイプ
パーティクルシステムには「エミッター」と「ヘアー」の2つのタイプがあります。「エミッター」タイプではメッシュからパーティクルが放出されます。そして、「ヘアー」タイプではらせん状の糸のように表現されます。
この2つのタイプの選択や、それぞれの詳細な設定はプロパティウィンドウのパーティクルシステムパネルを使って行います。
3. パーティクルの使用方法
パーティクルを使用するときの大まかな手順は次のようになります。- パーティクルを放出するメッシュを作成します。
メッシュの画像
- パーティクルシステムを作成します。複数のシステムを組み合わせたほうが仕上がりがよくなります。 システムの作成方法の画像
- 効果を確認しながらそれぞれのパーティクルシステムを調整します。
- アニメーションにする場合はメッシュのアニメーションを作成します。
- パーティクルの流れを指定します。
- 最終的なレンダリングやシミュレーションを行い必要であれば効果を調整します。
パーティクルシステムを使いこなせるようになれば、表現の幅が広がります。
次回からは各プロパティの設定について詳しく見ていきましょう。
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