サッカーのピッチにこれまでつくったゴールやボールを配置していきたいと思います。
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「アペンド」した場合は、データが読み込んだ先のファイルに取り込まれた形になり、そのファイル内でデータの変更ができ、元のデータに影響することはありません。
逆に「リンク」した場合は、元のファイルを呼び出して表示しているだけなので読み込んだ先のファイルから変更することはできません。
メニューから「アペンド」を選択すると、メッシュ、マテリアル、テクスチャなどそれぞれの項目を指定して読み込むか、オブジェクト単位で読み込むことになります。
ただ、たくさんのオブジェクトがあるシーンをそのまま「アペンド」するのは少し手間がかかるため、データをグループ化しておくと取り扱いが簡単になります。グループ化するにはオブジェクトを「コレクション」にまとめます。
グループ化したいオブジェクトをひとつの「コレクション」にするには
サッカーゴールのファイルには、ゴールポスト、ゴールネット、サポートと3つのオブジェクトがあるので、これらをグループ化して「Goal」というコレクションにしました。
そのあとは、オブジェクトを移動するときと同様に G キー や R キー などで配置していきます。
完成した画像はこちらです。

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1. アペンドとリンク
Blenderにはひとつのファイルに別のファイルのデータを読み込む方法として「アペンド(コピー)」と「リンク」の2つがあります。「アペンド」した場合は、データが読み込んだ先のファイルに取り込まれた形になり、そのファイル内でデータの変更ができ、元のデータに影響することはありません。
逆に「リンク」した場合は、元のファイルを呼び出して表示しているだけなので読み込んだ先のファイルから変更することはできません。
2. オブジェクトをグループ化する
ここではファイルを「アペンド」していきます。メニューから「アペンド」を選択すると、メッシュ、マテリアル、テクスチャなどそれぞれの項目を指定して読み込むか、オブジェクト単位で読み込むことになります。
ただ、たくさんのオブジェクトがあるシーンをそのまま「アペンド」するのは少し手間がかかるため、データをグループ化しておくと取り扱いが簡単になります。グループ化するにはオブジェクトを「コレクション」にまとめます。
グループ化したいオブジェクトをひとつの「コレクション」にするには
- アウトライナーで
右クリック
し、「新規コレクション」を選択します。
- 作成した新しい「コレクション」にまとめたいオブジェクトをドラッグ&ドロップします。
- まとめたいオブジェクトを選択した状態で
M キーを押します。
- 新しい「コレクション」を作成してまとめたい場合は「New Collection」を選択し、すでに登録されている「コレクション」にまとめる場合は下に表示されるリストの中から指定します。
3. コレクションをアペンドする
それでは、以前つくったサッカーゴールのファイルをグループ化してサッカーグラウンドのファイルにアペンド(コピー)してみます。サッカーゴールのファイルには、ゴールポスト、ゴールネット、サポートと3つのオブジェクトがあるので、これらをグループ化して「Goal」というコレクションにしました。
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サッカーグラウンドのファイルを開きます。
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「ファイル」→「アペンド」からコレクション「Goal」を作成したファイルを選択します。
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「Object」「Mesh」「Texture」などいろいろなプロパティのフォルダが表示されたなかから「Collection」を選択します。
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「アペンド」をクリックするとサッカーグラウンドにサッカーゴールがアペンドされます。
4. アペンドしたコレクションを配置する
アペンドしたオブジェクトを移動させようとすると、ひとつづつオブジェクトを移動させることになります。コレクションをまとめて移動するには、移動させたいコレクションの中のオブジェクトをひとつ選択し、 Shift + G で表示されたメニューから「コレクション」を選択すると、コレクション全体が選択されます。そのあとは、オブジェクトを移動するときと同様に G キー や R キー などで配置していきます。
完成した画像はこちらです。
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